住宅診断と耐震診断の違い

皆さん、最近、住宅診断とか耐震診断とかテレビや新聞で聴くことが多くなりましたね。

 

ところで、この「住宅診断」と「耐震診断」の違いは判りますか?もし、住宅の調査を依頼して何を知りたいのか混同して頼まれると、自分が知りたい情報でなかったりする場合があるので注意してください。下に判りやすくまとめておきますので、参考にされてくださいね。

 

 

住宅診断(ホームインスペクション)】

物の劣化状態や新築工事の施工精度・品質をチェックし、その建物を長持ちさせるために必要な箇所等のアドバイスを行う。構造に関することも設備・内装に関することも含まれるが、耐震性の計算等は行わない。

 

耐震診断/耐震基準適合証明書】

建物の耐震性がどの程度であるか診断し、必要に応じて補強箇所・内容のアドバイスを行う。但し耐震補強の設計は別扱い。また、耐震性を数値で表記するものの、設備や内装、耐震に無関係な劣化状態には触れないため、これだけで住宅購入の参考とはし辛い。

 

木造住宅であれば、住宅診断(ホームインスペクション)と耐震診断を組み合わせて利用することで、住宅購入の際の有効な判断材資料となり、建物の価値をより正しく伝えるものとなるでしょう。

 

起きた時では既に間に合いません。住まいは命を守ることが前提です。日頃から、事前の準備を行いましょう。

 

下屋裏IMG_8679 (3)

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イクスプラン一級建築士事務所
https://eqsplan.com/
住所:〒814-0121 福岡市城南区
神松寺3-14-20-1013
TEL:092-862-8880
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

建築風水への取り組み

 

今年に入って、建築風水に取り組んでいます。

 

きっかけは、プラン作成途中で突然風水について講釈する人あらわれて、あーだ!こーだ!などと振り回されたくないという気持ちが頭のどこかにあり、一度納得のいくまで入り込んでやろうと思いました。日本風水建築協会の講習を半年かけて学びます。

 

風水もいろんな考え方があるあるらしく、解釈次第で振れ幅があるな~という今の印象です。

 

この協会の考え方は、その中でも建築設計を長くやられた方ですので、立ち位置も共感できます。

 

ポイントは、各々の目的・立場・環境において現状に問題があっても、改善する方法があるという事です。

 

それらを知らないよりも、知って対策をたてる事の方が得策ですよね。

 

新築だったらなおの事。無駄もなく安心できますね。

 

これから、ご期待ください!

 

IMG_7447

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イクスプラン一級建築士事務所
https://eqsplan.com/
住所:〒814-0121 福岡市城南区
神松寺3-14-20-1013
TEL:092-862-8880
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

耐震診断のお問合せ

 

2016.04.14・16の熊本地震から耐震診断のお問合せが増えてきました。

先日も、フェイスブックに載せましたが、熊本に2件の耐震診断調査に行ってきました。「倒壊はしていないが、見えないとこ度がどうなっているのか不安なので調査して欲しい」とのことでした。

 

結果は、耐震強度においてはどちらも、幸いなことに地震の数か月前に耐震リフォームをした物件で、さほど大きな被害はありませんでした。しいて言えば、増築との境目や開口部分の変更などの箇所の亀裂が目立ちますね。

 

診断者の私が言うのもなんですが、諸事情はあるものの国の基準が正しい事が今回の地震で立証された形になりました。

 

これからも益々、問い合わせは多くなると思いますが、精一杯取り組んでいきたいと思います。

 

DSCN1031

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
イクスプラン一級建築士事務所
https://eqsplan.com/
住所:〒814-0121 福岡市城南区
神松寺3-14-20-1013
TEL:092-862-8880
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇