新築のホームインスペクションでおなじみのイクスプランです。
今回はあんしん工程検査(建築中の住宅検査)の第7回目の様子をご紹介いたします。
作業工程も残すところあと数週間の段階です。
作業場所は綺麗に整頓してあります。
それでは今回は
- 外壁検査
- 内部ボード検査
を中心に確認していきます。
外壁検査
遠くから見ると綺麗な状態でしたが、
やはり近くで見ると、このような傷が入っている箇所がいくつか見受けられました。
外壁は雨水や強い太陽の光から家の内部を守る大切な役割があります。
そのため、このような外壁が傷んでいる箇所があると外壁の役割が十分に発揮できないどころか
この傷みの部分から、劣化が始まり、お家の健康を損ねてしまいかねません。
そのため、このような傷がある箇所はすべて補修するよう指示しました。
特に地面からは見えにくい場所はなおのこと。
このような工程検査を利用して細かくチェックする必要があります。
外壁の固定が十分かどうかを確認します。
このように釘を打ち損じた場所があったり、くぎの面が完全に打ち込まれていない箇所もありました。
その場で修正してもらいました。
屋根も確認しました。
太陽光パネルがきれいに設置してありました。
でも、太陽光パネルの下の様子も確認したところ、
不要なビスが残っていました。
直接大きなトラブルを引き起こす原因にはならないかもしれませんが
きちんとチェックするように指示しました。
また、瓦袖隠し板金に傷がありました。
これも外壁同様、劣化が早まる原因になりますので
タッチアップ(修復)するようにお願いしました。
内部ボード検査
今度はお家の中の部分を確認していきます。
内部も引き続き整頓された状態が保たれています。
内部ボードも適切な間隔で固定されています。
しかし、よくよく見てみると、
ビスの頭が出ている箇所があったり、
ビスがボードのかなり端に打ってあったり…。
ボードの仕上げがきれいでないと
内装の仕上げなどにも影響が出てしまいます。
また、天井部分のボードは、固定が十分でない箇所がありました。
仕上げのクロスを貼った後では、このような施工不十分な箇所はチェックできなくなってしまいます。
またその固定不十分は、将来的に天井が下がってくるなどのトラブルの原因になる可能性もあります。
そのため、引き渡し前の、工程の段階でチェックし
調整することはかなり重要なことになりますね。
今回も小さな施工不良箇所が見受けられました。
すぐに修復できる内容とはいえ、
やはり見落としたまま、仕上げの工程に入ってしまうと
修復することが難しかったり、トラブルの原因になる重要なものです。
次回はついに最後!
あんしん工程検査(新築一戸建て工程検査)の
第8回目「完了検査」の様子をご紹介いたします。
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