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新築一戸建て診断

「この住宅って本当に安全?」

住宅の購入は一生を左右する大きな買い物。
住み始めて判明した不具合やトラブルで後悔しないために、
第三者に有資格者があなたの代わりに、
その住宅が本当に永く安心して暮らせる住まいか厳しくチェックします!

こんなお悩みありませんか?

  • 気になる物件があるけど欠陥がないか自分では判断できない
  • 契約を済ませてしまったが不具合がないか心配になってきた
  • 気になる箇所があっても専門知識がないので業者に指摘できない
  • 信頼できる専門家のアドバイスが欲しい!
  • 売買後のトラブルを未然に防ぎたい!

新築一戸建てのご購入予定または購入済みの方へ、
イクスプラン一級建築士が、新築一戸建て建物診断について詳しく解説いたします。

新築の一戸建てを購入する予定の方の中には、
建物の柱にひびが入っているなどの欠陥がないか不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

そのため、住宅の検査をするホームインスペクション(住宅診断)を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、いざ依頼しようと思うと、わざわざ検査してもらうなんて考え過ぎかな?と、
診断を受けるのをためらってしまいますよね。

そこで今回は、以下2点についてお伝えします。

新築住宅購入後に考えられるリスクや問題点

新築一戸建て建物診断の必要性

新築一戸建てを購入する際の住宅診断の重要性がわかりますので、
検査を受けようかどうか迷っているという方はぜひ最後までご覧ください。

建売住宅とは?

まずは、新築一戸建て建物診断の対象となる建売住宅について説明します。

建売住宅とは、売主である不動産会社が建物のプランや仕様を決めた土地と建物を売り出すもので、分譲住宅とも言います。
一方注文住宅は、土地選びから住宅の間取りや設備などもすべて一から決めていきます。
建売住宅の場合、土地と建物がセットになっており、建物もすでに完成されているものを購入することがほとんどです。

そのため、注文住宅とは違い、買主が建築過程を見ることはあまりありません。

新築建物診断(建売住宅の診断)の対象となる人は?

新築一戸建て建物診断の対象となる方は下記の通りです。

  • 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建売住宅を購入する方
  • 完成済みの物件を購入する方
  • 購入した住宅に欠陥がないか不安な方
  • 売主との取引の進め方や建物のプランについて相談したい方

診断の対象となるのは、すでに建築済みの木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建物です。

また、施工会社がきちんと施工を行っているかが心配という方も、診断を依頼しておくのがおすすめです。
なお、住宅の診断以外にも、契約事項に問題点はないか、建物の仕様に不具合はないかを第三者に相談したいという方もホームインスペクションを利用してみてください。

新築住宅購入後に考えられるリスクや問題点

次に、新築の建売住宅を購入する際に起こりうるリスクや問題点について紹介します。

新築住宅を買う場合、建物に欠陥や不備が見つかるケースは一定数あります。
住宅診断を受けようかどうか決めかねている方は、新築物件を購入するときのリスクを知った上で検討してみてください。

1. 購入後に建物の欠陥が見つかる

1つ目が、契約後に新居に引っ越し、住み始めてから雨漏りなどの欠陥が発覚することです。

実際に生活し始めてから住居に問題が起きてしまうと、日常生活に支障をきたし、修繕する手間や費用もかかってしまうので、あらかじめホームインスペクションを受けておくのがおすすめです。

2. 建物の修繕費用が自己負担になる場合もある

2つ目が、住宅の欠陥が契約後にわかった場合、売主に修繕にかかる費用を負担してもらえない可能性があることです。
売買契約前であれば不動産会社が費用を負担してくれることが多いですが、契約締結後だとすべて自己負担となってしまうケースもあります。

また、欠陥があったことを売主に申告してもきちんと対応してもらえず、トラブルに発展してしまうことも考えられます。
ですので、後から後悔しないためにも契約前に住宅診断を受けておきましょう。

3. 住宅の購入のキャンセルができない場合もある

3つ目が、売買契約後に建物に大きな欠陥が発覚しても、購入のキャンセルができないといったリスクです。
建物の構造上に不備が見つかるといった問題があっても、契約した後では購入の取り消しができない場合もあります。

しかし、契約前に住宅の検査を行って重大な欠陥が見つかったときには、購入を辞退することもできるので、前もって新築一戸建て建物診断を依頼しておくと安心です。

不動産会社が斡旋するものと建築士が行うホームインスペクションとの違い

売主である不動産会社にホームインスペクションについて相談すると、すでに調査を実施済みなので必要ないですよと言われる場合も多くあります。

しかし、売主が依頼したホームインスペクション業者は、ざっくりと検査をしているだけで、細かいところまで目が行き届いていない場合があります。

不動産会社や施工業者が依頼した検査業者は、建築法で定められている基準や、住宅の欠陥である瑕疵(かし)があったときに適用される瑕疵保険の基準(限定的な範囲)をクリアしているかどうかを部分的に見ているだけというところも。

そのため、施工の不具合を確認するための検査がしっかりと行われていないといった問題点が挙げられます。

一方、有資格者が行うホームインスペクションの場合、新築一戸建て建物診断で必要な調査項目をすべてチェックし、屋外や屋内、設備をすべて検査します。

また、検査後はどの項目に異常があり、どのような対策をするべきかを報告してもらえるのも安心できる点です。

新築一戸建てでホームインスペクションを受ける必要性

売主である不動産会社にホームインスペクションの相談をすると、新築住宅には10年間の修繕費用の保証が付いているから慌てて検査しなくても大丈夫ですよと言われることもあります。

しかし、売主に費用を保証してもらえる部分は限られているので、実際に修繕が必要な箇所では保証が受けられない恐れも。

この他にも、新築一戸建て建物診断を受けるべき理由についてお伝えします。

1. 瑕疵保証の対象外になる場合もある

1つ目が、不動産会社の瑕疵保証に当てはまらない場合があるためです。

住宅を購入した場合、構造上の瑕疵が見つかったときにその責任を売主が負う「瑕疵担保責任」があります。

瑕疵担保責任として、不動産会社が修繕にかかる費用を負担する瑕疵保証(通称10年保証)を付けているところもあります。

しかし、保証範囲は建物の基礎や壁、柱といった構造上重要な箇所に限られており、保証範囲以外で欠陥が生じた場合は対応してもらえません。

そのため、費用を負担してもらいやすい契約前にホームインスペクションを受け、修繕を済ませておくのが一番の得策と言えるでしょう。

2. 瑕疵保険に入っていても安心ではない

2つ目が、瑕疵保険に加入していても、保証の対象にならない場合があるためです。

瑕疵保険とは、住宅の購入後に建物に瑕疵が見つかった場合に修繕費を保障してもらえる保険制度のことです。

この瑕疵保険も瑕疵保証と同様に、欠陥があった箇所が保険の対象外となる可能性があります。

また、保険の対象となるかどうか保険会社と交渉するのも大変な上、結局保険が適用されないと判断され、泣き寝入りになってしまうケースもあります。

そのため、後から問題が発覚する前に住宅診断で先に見つけておく方が得策と言えるでしょう。

新築一戸建て建物診断の基本的な調査範囲

ここからは、ホームインスペクションの基本的な調査範囲について紹介します。

住宅診断を行う際は、主に屋外・屋内・設備の検査を実施します。

それでは、具体的にどの箇所を調査するのか見ていきましょう。

屋外部分
屋外部分は、基礎・外壁・軒裏・雨どい・バルコニーを中心に検査をし、ひび割れや欠損がないか、劣化や腐食が起きていないか、雨漏りの原因となる箇所はないかなどをチェックします。

屋内部分
屋内部分は、居室・リビング・洗面所など全ての部屋を調査し、床の傾きや沈みはないか、壁や天井にひび割れがないか、サッシュや内装ドア・収納扉などの可動はスムーズか、床下にカビや湿気が発生していないか、屋根裏に雨漏れが起きていないかなどを調べます。

設備
設備は、水回りの動作状況に問題はないか、給排水管の破損や水漏れはないか、換気扇の動作は適切かなどを検査します。

新築だったらホームインスペクションはお金の無駄って本当?

建てたばかりの新築物件だったら住宅診断を受ける必要はない、
診断にかかる費用が無駄になるからやめた方がいいと言われることもありますが、
新築住宅でもホームインスペクションを受けておく事を強くおすすめします。

なぜなら、プロに診断してもらえればその後も安心して過ごせます。

マイホームに欠陥がないか不安を抱えながら生活するよりは、
事前に検査を受けておいた方が気持ち的に楽ですし、安心して過ごせますよね。

また、住宅を売却することになったときにも、
ホームインスペクションの結果をしっかり提示することで、
相場よりも高額な値段がつく可能性があります。

これらの点を踏まえると、診断にかかる費用は決して無駄にはならないので、
新築でも検査してもらいましょう。

イクスプラン 戸建てインスペクションの流れ

インスペクション当日の流れ(戸建て編)

これからイクスプランの戸建てインスペクション当日の標準的な調査の流れについてご説明させて頂きます。
下記の手順で行っていきますが、中古と新築では若干調査内容が異なりますので宜しくお願いします。

1. 現地に到着
(脚立などの荷物もありますので車で現地に向かいます。駐車スペース有無やその場所をお知らせください。)

2. 荷物を降ろし、ヒアリング
(リフォーム履歴・不具合箇所等の聞き込み、特に気になる項目などの確認)

3. 調査開始
本体調査(標準)

※調査方法は、歩行および特別な設備を使用せずに移動できる方法で、当社の調査基準に基づき、各々の部位等を目視・打診・触診・計測等により行います。

調査にかかる所要時間

調査に掛かる所要時間は、標準で2時間程度、オプション(屋根裏・床下・外構・耐震調査)を含めると3時間~4時間程度が目安となります。(あくまでも目安であり現場により異なります。調査終了までご協力頂くことが条件となります。)

調査結果は後日写真付きの報告書にてお知らせ致しますが、一週間ほど掛かります。早めに結果をお知りになりたい場合は、立ち会って頂けると、最後に概要のお伝えができます。(スタートからの立ち合いが難しい方はインスペクション終了近くで来られても良いでしょう。)

イクスプラン・戸建てインスペクションに必要な書類

A.(概要資料)

  • 簡単な物件資料チラシ(又は物件掲載WEBの該当ページのURL)
  • 住宅地図(所在地がわかるもの、住所は住居表示にて明記のもの)
  • 各階平面図(間取り図)
  • 立面図
  • リフォーム履歴・資料
B.(基本資料)
  • 仕様書
  • 内部・外部仕上げ表
  • 敷地配置図
  • 断面図
  • 矩計図(かなばかりず)
  • 平面詳細図
  • 基礎伏図
  • 各階床伏図
  • 小屋伏図
  • 軸組図
  • 電気設備図
  • 給排水設備図
  • 金物配置図
  • 地盤調査報告書
  • 地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
  • 確認申請書(1~5面)・確認済証
  • 検査済証(検査時点では未取得の場合あり)

※上記書類Bは、施工不良等が見つかった場合、その原因予測のために必要となることがあります。
結果的に診断には不要であることも多いですが、念のためにご準備をお願いしております。
※ 図面資料の審査をするものではありません。

※上記の書類が揃わないことも多いですがその場合は、ある書類のみで対応させて頂きます。
※上記書類はメール添付(可能であればこちらで)または郵送・FAXでお送り下さい。

※日程の都合もございますので、現地調査日の4日~1週間程度前までに届くように頂けると助かります。

「床下の詳細調査」及び「屋根裏の詳細調査」について

点検口から進入し調査しますが物件により、構造上の障害があり途中から侵入できないなど、全てを確認出来ない場合があることを、予めご了承下さい。

イクスプランの書類送付先・連絡先

Mail: eqsplan@gmail.com
Fax 092-862-8649
郵送先名:(株)EQSPLAN(イクスプラン)一級建築士事務所
住所:〒814-0121福岡県福岡市城南区神松寺3-14-20-1013
Tel:092-862-8880