診断事例

床下湿気

床下湿気

下記の画像は床下の状態です。右側の画像をよく見ると分かりますように、外から雨水が流れてきている様子がお分かり頂けると思います。

このような状態になると床下が多くの水を含んだ状態になりますので床下の湿気が上がってくるという事になります。

右側の画像は給排水の配管から破損していって水が漏れているという状態の様子です。
やはり定期的に床下と屋根裏は点検しないと日頃、見えない部分というのはちょっとした破損などで大きな被害につながる場合がありますので、定期的な検査が必要になります。

次の画像は床下に湿気があるために、錆びてしまった配管の画像です。配管がサビているという状態です。

床下の湿気が高いということはサビが発生したりして破損するという可能性もあります。

また、右側の画像のように柄(つか)を見るとわかるかと思いますが、床の湿気が柄を辿って、毛細管現象で上がっていって湿気がたまっている状態であることがわかります、

そうすると、シロアリの好む匂いなどを誘発し、結果的にシロアリを呼び込むことにもなります。

そもそも、建物自体の湿気が高いということは構造材などの強度が極端に落ちますので、湿気によるリスクは非常に大きいということです。