住宅診断 耐震診断 基礎補強について(無筋コンクリート編)

基礎のコンクリーとは、住宅の寿命にとって根幹となる部分です。

 

いくら豪華な住宅を建てようとも、基礎が弱く傾いてしまえばもともこうもなくなります。また、中古住宅を購入しリフォームをしてこれから先長く住家にしようと思っても、基礎が激しく傷んでいるようであればかえって高くつき何のために中古を買ったのか本末転倒になりかねません。

 

特に、無筋コンクリートの基礎でひび割れがある場合は要注意です。鉄筋コンクリートと違って、一度貫通したひび割れを起こした場合、踏ん張る鉄筋がない為被害は拡大していく一方です。発見した時点での早めの補強がポイントになります。空家古屋など放置状態の家は、気づかれずにそのまま被害が大きくなっており補強工事に費用が掛かり、手を付けられないという状況になる場合があります。

 

補強方法としては、ひび割れが0.5~1mm程度のものであれば、エポキシ樹脂の注入で対応できると思いますが、それ以上の複数個所あるようだと基礎全体の補強を視野にいれて検討する必要があります。国の資料としては、鉄筋コンクリートを補強で抱かせる指針を出していますが、個人的には非常にお役所的な発送だと思っています。そんなお金があるなら、もっと樋物件や建て替えを考えますよ!という声が聞こえてきそうです。

 

参考に、無筋コンクリートの補強の一つですが添付しておきますので、参考にしてください。(紹介はしますが、実際に使ったりの検証は致しておりません。仕様の際は、自己責任のもと御判断ください。)

 

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基礎補強工事((株)JBS:頑固おやじ) 基礎補強工事((株)城東テクノ:FRPグリッド基礎補強工法) 基礎補強工事((株)日本衛生センター:基礎補強のすすめ)

 

 

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