住宅診断 含水率と建物の強度にいて

 

住宅診断の重要なポイントとして、含水率があります。

 

含水率とは、木材に含まれている水水分量の事で、水分が少ないほど強度が高くなります。しかし、水分が多く含まれていると必要な強度が出ず、そればかりか腐朽菌やシロアリの温床になる可能性が高くなります。

 

日本農林規格基準では、使用可能なものは20%以下となっています。指定建築物になると15%以下と大変厳しいものになっています。材料で運ばれてきた時点よりも、建築されていく時の方が同じ材木でもだんだん、乾燥してきますので、搬入時点で基準値ぎりぎりだったとしても、充分にクリアする状態になる可能性があります。

 

ちなみに、30%を超えるとシロアリが棲みつく可能性が高いと言われています。

 

屋根裏は、普通の建て方だとほぼ15%以下になっています。そりゃそうですよね!夏の時期に屋根裏に入った時のそりゃぁ~熱い事!この世のものとは思えないほどの具合悪さです(笑)。

ところが、床下は単純ではありません。この続きは、また明日ですね。

 

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