皆様、こんにちは。
福岡・佐賀の住宅購入時の診断・調査でお馴染みのイクスプランでございます。
先日に引き続き、本日も安心工程検査の様子をご紹介いたします。
今回は、第3回、「基礎コンクリート完成検査」です。
先日コンクリートを流し込むのに使った枠を外し、
気泡などの打設不良、亀裂などのコンクリートの破損がないか
細かくチェックしていきます。
コンクリートの上に木材が設置されています。
これは「土台敷き」といわれる工程の中で行われます。
それら土台が水平に据えられているかを調べます。
でも、土台敷きのアンカーボルト土台面より突出している箇所がありました。
他にも、土台接続部分の高さがガタガタだったり、
ボルトを締める際に破損してしまったと思われる箇所があったり…。
その場で全て平滑に削るよう指摘しました。
もしこれが修正されないまま、次の工程へと進んでしまうと
フロア材を敷いた後など、仕上げ面で高さに支障が出かねません。
支障が分かってから修復しようと思うと多大な時間と費用が掛かります。
配管勾配のチェックも行います。
配管の勾配検査の様子です。
適度な勾配がとられていないと、水が逆流してしまったり、ニオイや詰まりの原因になってしまいます。
配管を通す穴はシロアリが侵入する可能性が高い箇所です。
外側からだけでなく、内側から防蟻コーキングなどで穴を埋めるように指示しました。
この少しの手間で、何十万円とかかるシロアリ駆除の費用が発生する可能性を減らせると考えると
工程検査があるかないかの違いは大きいのではないでしょうか。
重要な基礎パッキンが適切に設置されているかを確認や
土台に使用されている木材の含水率検査も行いました。
これで基礎部分のチェックは終了です。
今回も、将来トラブルにつながりかねない要素を、その場で指摘し対処してもらうことができました!
次回4回目は、「構造金物検査」の様子をご紹介いたします。
お楽しみに!
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