あんしん工程検査 第6回 (断熱・壁ボード固定・外部土台水切り固定検査)

 

 

こんにちは。

 

福岡・佐賀の住宅購入時のインスペクションでお馴染みのイクスプランです。

 

 

本日も引き続き、工程検査の内容をご紹介いたします。

 

今回第6回の工程検査は

 

・「断熱検査(天井面)」

・「壁ボード固定検査」

・「外部土台水切り固定検査」

 

の主に三つのポイントをチェックしていきます。

 

 

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建設工程もかなり進んできました。

 

 

「土台水切り」

 

先回の工程検査の際に未施工だった箇所がありました。

 

先回の様子はこちらです。

 

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防水シートの下端の部分がまだ固定されていませんでした。

 

 

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「土台水切り」は外壁を伝って流れてくる雨水から土台を守る役割があります。

 

また外壁の内側と防水シートの間に入りこんでしまった雨水を外に流す出口にもなります。

そのため、防水シートの下端がきちんと処理されている必要があります。

 

今回それらが適切に固定されていることを確認できました。

 

 

「室内断熱材(天井)検査」

 

先回の壁断熱の部分でもお伝えしましたが、

断熱効果が最大限発揮できるかどうかは

「断熱材が隙間なく敷かれているか」です。

 

今回は天井部分。

天井は太陽の光を直接受けるところなので、

断熱材がきちんと敷かれているかどうかでかなり違いがでます。

 

この写真のように整然と敷かれていれば問題ありません。

 

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でも、断熱材の幅が合わない箇所があったり

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一部、隙間のある箇所がありました。

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幅を修正し、きちんと隙間を塞ぐよう指摘しました。

 

 

「ボード固定検査」

 

 

内部の壁ボード部分を確認していきます。

 

固定間隔がきちんと守られているかを調べます。

 

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でもビスがこのように飛び出ていたり

 

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ビス固定位置が端に寄りすぎていて破損していたりしている箇所があったり

 

ビスが無い部分もありました。

 

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これらの箇所はビスをうち増しするように指示しました。

 

 

また、ボードのカット面が破損していました。

このままだと

劣化により垂れ下がったり膨れたりとトラブルの原因になる可能性があります。

 

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そのため、この部分のボードは交換するように指示しました。

 

 

以上第6回工程検査の内容でした。

 

次回の工程検査で今回指摘された箇所もきちんと修正されているかどうかも併せて確認します。

 

工程検査も残すところあと二回です。

段々完成に近づいていますが、まだまだ大切なチェックポイントはたくさんあります。

 

最後まで気を引き締めて

一つ一つを丁寧に確認してくよう心がけております。

 

その様子を次回もお届けいたします。

お楽しみに!

 

 

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